凍害によるサイディングへの影響と対策法

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凍害によるサイディングへの影響と対策法

2017年3月27日|外壁一覧に戻る

今月3日、北海道で築45年のマンションの外壁が崩落しました。
建築後からの補修を怠っていたことによるメンテナンス不良と凍害の影響により今回の崩落が起こったとされています。
長年に渡って補修が求められていたものの管理会社が放置していたとのことで、メンテナンス不良による側面が大きかったように思いますが、凍害についても知っておく必要があります。
今回は、凍害によるサイディングへの影響と防止策についてご紹介します。

凍害によるサイディングへの影響

凍害とは、寒冷地においてコンクリートに含まれている水分が凍結と融解を繰り返して水分が膨張することでコンクリートの表面から劣化が進行する現象を指します。
サイディングの中でも窯業系のサイディングに発生しやすいと言われています。
凍害の症状としては以下の3種類が挙げられます。

①ポップアウト現象
コンクリートの表面が薄い皿状に剥がれ落ちる現象です。

②スケーリング
コンクリート内の水分が凍結と融解を繰り返すことで、セメントが剥離する現象です。
最低気温がマイナス2度以下となる寒冷地で起こりやすいと言われています。

③ひび割れ
スケーリング同様に、最低気温がマイナス2度以下まで下がり、コンクリート内の水分が凍結・膨張したときにひび割れが起こります。

凍害対策はどうすればいい?

凍害によるサイディングの破損を防ぐためには、やはり定期的な外壁チェックを行うことが不可欠です。
凍害の疑いがある場合には早急に専門家にみてもらい、特に窯業系のサイディングボードを使用している住宅は、再塗装や張り替えを検討されることをお勧めします。

凍害を放置すると、今回の北海道の崩落事故のように建物内部まで被害が影響し、落下の危険を伴い、場合によっては大規模な補修工事を行う必要が出てきます。

ご自宅に関するお悩み事は(社)日本住宅工事管理協会へ

住宅は建築後から様々な外的影響を受けて劣化進行します。
劣化や不具合の程度に合った補修はもちろん必要ですが、補修やリフォームを行うにはタイミングが重要です。
リフォーム等の住宅工事を行う際には事前にしっかりと施工調査を行い、調査結果に基づいた施工計画を立てることが重要です。
住宅工事はその専門性の高さから、どの工事の場合にどの工法が適切であるのか、その判断は容易ではありません。
一般社団法人 日本住宅工事管理協会では、深刻な不具合が生じてからではなく、日ごろの定期点検をきちんと行い、各建物ごとのデータに基づき修繕計画を立てられることをお勧めしております。
当協会では、政府における中古住宅の流通促進とともに徐々にその認知度が高まってきている「ホームインスペクション」の他に、当協会専属の建築士が建物やご自宅の不具合に関するご相談をお受けする「建築相談」なども承っております。
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