外壁のクラック補修方法と今後のメンテナンス

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外壁のクラック補修方法と今後のメンテナンス

2017年3月14日|未分類一覧に戻る

ご自宅の外壁や、床下、基礎立ち上がり部分等、ひび割れを発見したことはありませんか?
一般的にクラックと呼ばれ、劣化現象として最も多く報告されます。
原因としては、地震やコンクリートの乾燥収縮、地盤沈下、車や電車等の振動によって起こります。
今回は、外壁のクラック補修方法とメンテナンスについてご紹介いたします。

外壁のひび割れを見つけたら…

外壁部分にクラック(ひび割れ)を発見した場合はまず、以下の2点を確認しましょう。

①ひびの幅
ひび割れの幅が0.3mm以下であれば建物強度に影響を及ぼす可能性は低く、コーキングの充填等のセルフメンテナンス等で対処することが可能です。
0.3mm以下のひび割れは、コンクリートの特性上、乾燥・収縮するときにできてしまうもので、ある程度経過した住宅で発生するのは仕方ないと言えます。
しかしひびが0.3mm以上あった場合には注意が必要です。
ひび割れの原因はいくつか要因があるため実際に専門家に見てもらう必要がありますが、ひびの幅が大きいほどコンクリート内部に水分が侵入する恐れがあります。
コンクリート内部に水分が侵入すると、内部の鉄骨が錆び、建物強度の低下に繋がる可能性があります。

②ひびの数
上で0.3mm以下のクラックでは問題ないと申しましたが、0.3mm以下であっても数が多すぎる場合には施工不良もしくは地盤不良の疑いがありますので注意が必要です。
数があまりにも多すぎる場合やご自身では判断がつかず不安なときは、専門家に相談されることをお勧めします。
目安としては、1mに3か所以上のクラックがあった場合は迷わず相談しましょう。

一般的な外壁のクラック補修方法

外壁のクラック補修方法は以下の通りです。

①軽度のひび割れの場合は該当箇所にシール材を注入し、内部への雨水等の侵入を防ぐ「シール工法」を用います。
注入するシール材は、ポリマー改質アスファルトやブローンアスファルトなどの加熱タイプや、樹脂系材料、アスファルト乳剤系材料などの常 温タイプがあり、ひび割れの幅や深さに応じて材料を選択します。
②中度のひび割れの場合は、エポキシ樹脂をコンクリート内部にまで浸透させ、健全なコンクリートと同等の性能まで復元する「樹脂注 入工法」 を用います。
③重度のひび割れの場合は、「Uカットシール材充填工法」と呼ばれる工法を用います。
ひび割れに沿ってU字型の溝になるようカットし、構内部分にプライマーを塗布し、シーリング材を充填する補修方法です。
エキポシ樹脂を注入する「樹脂注入方法」で補修すると新たなひび割れの発生が懸念される場合に適用します。

外壁についてお悩みの方は当協会にご相談下さい

住宅は建築後から様々な外的影響を受けて劣化進行します。
劣化や不具合の程度に合った補修はもちろん必要ですが、補修やリフォームを行うにはタイミングが重要です。
リフォーム等の住宅工事を行う際には事前にしっかりと施工調査を行い、調査結果に基づいた施工計画を立てることが重要です。
住宅工事はその専門性の高さから、どの工事の場合にどの工法が適切であるのか、その判断は容易ではありません。
一般社団法人 日本住宅工事管理協会では、深刻な不具合が生じてからではなく、日ごろの定期点検をきちんと行い、各建物ごとのデータに基づき修繕計画を立てられることをお勧めしております。
当協会では、政府における中古住宅の流通促進とともに徐々にその認知度が高まってきている「ホームインスペクション」の他に、当協会専属の建築士が建物やご自宅の不具合に関するご相談をお受けする「建築相談」なども承っております。
住宅工事に関するお悩みはもちろん、ホームインスペクションや住宅用太陽光発電、電力自由化等のご相談は、お気軽に(社)日本住宅工事管理協会までお問合せ下さいませ。

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