ご自宅の不具合はホームインスペクションで正確な診断を!

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ご自宅の不具合はホームインスペクションで正確な診断を!

2016年12月17日|ホームインスペクション一覧に戻る

建物は建築直後から様々な外的要因によって劣化が始まり、定期的にメンテナンスを行うことでより長く住まうことができます。
この「定期的なメンテナンス」は、「住宅の状態を正確に把握し、その状況に合わせた工法とタイミングで補修を行うこと」ですが、自身で住宅全体の 状態を正確に把握することはほぼ不可能です。
それは、住宅の劣化とは、クロスの剥がれや染み、また雨漏り等のような目に見える不具合だけではないためです。
正確な住宅の状態を知るためには、専門的な知識を要するホームインスペクターに調査を行ってもらい、正しい判断を行うことが重要です。

ホームインスペクションとは?

ホームインスペクションとは、住宅の専門家が第三者の立場で客観的に住宅の状態を評価するサービスです。
目視調査(国土交通省による「既存住宅インスペクション・ガイドライン」では、一次的なインスペクションと位置付けられています)を基本としてお り、私たち人間の体で言うと、健康診断にあたります。
ホームインスペクションにより調査対象物件に何らかの不具合や劣化症状等が発見された場合には、修繕や補修のため、更に詳細の検査を受ける必要が あり、これは「二次的インスペクション」と位置付けられています。
二次的インスペクションは、破壊調査を伴う耐震診断等が当てはまります。
つまりホームインスペクションとは、目視・触診による非破壊調査により不具合・劣化症状の有無といった、対象物件の現状を正しく知ることを目的と しております。

ホームインスペクションで検査する箇所

ホームインスペクションの価格帯の相場は、およそ5~7万円が多いようです。
ただし上記価格は基本的な調査範囲の場合となり、床下や屋根裏等の調査は別途料金が発生するケースが多いようです。
基本的な調査範囲とは、国土交通省により発表された「既存住宅インスペクション・ガイドライン」で定められている以下の箇所が該当します。

①屋外
・基礎部分のひび割れ、著しい欠損
・鉄筋の露出、浮き、剥がれ
・蟻道の有無
・外壁のひび割れ、欠損、剥がれ、変色やコケの発生、腐食、隙間、ずれ、サビ、浮き、雨漏り
・雨樋の破損、つまり、はずれ、ひび
・軒裏のひび割れ、欠損、ひび割れを伴う浮き、剥がれ、雨漏り、腐食
・バルコニー防水層の破断、支持部分の欠損、支持部分の腐食、床の沈み、床の欠損、床の腐食、手すりのぐらつき、サッシ周囲の隙間、面格子のぐら つき、サビ、腐食、転落防止用手すりなどのぐらつき、網戸の動作不良
・外部階段の構造体や支持部の欠損、取付け部の破損、踏面の腐食、破損、転落防止用手すりのぐらつき、支持部分の腐食

②室内
・壁、柱および梁のうち屋内に面する部分および壁面の仕上げのはがれ、腐食、カビ
・仕上げ材の割れ、浮き、剥がれ、ひび割れ
・床の割れ、剥がれ、浮き、傾き
・天井壁紙などの剥がれ、亀裂、腐食、カビ、ひび割れ、欠損
・階段の著しい沈み、きしみ、踏面の傾き、建具の動作不良、反り、変形

③床下(床下に入り込んで確認できる場合に限る)
・土台および床組の構造耐力上支障があると思われる部材や接合部の割れ、腐朽、サビ、木材含有水分率、基礎のうち屋外に面している立ち上がり部分の基礎立ち上がりのひび割れ、鉄筋の露出、欠損 ・基礎のうち耐圧盤および屋外に面しない基礎立ち上がり部分の基礎立ち上がりのひび割れ、鉄筋の露出が伴う欠損、防湿処置、腐食を伴う著しい隙間
・ベタ基礎(耐圧盤)のひび割れ、鉄筋の露出が伴い欠損
・束のゆるみ、浮き、腐食
・災害履歴、漏水などのあと、火災などのあと、蟻害のあと

④小屋根・天井裏(点検口から確認できる範囲のみ)
・梁桁および小屋組の構造耐力上支障があると思われる部材や接合部の割れ
・金物の不足や緩み、腐朽
・鉄骨造のサビ
・換気ダクトの接続不良
・各階間の天井裏の構造耐力上支障があると思われる部材や接合部の割れ、腐朽、サビ

⑤設備関連
・キッチンの著しい給水量不足、床上の漏水
・封水の吸引または吹き出し
・給排水設備全般、換気設備の動作不良
・洗面の著しい給水量不足、床上の漏水
・浴室の著しい給水量不足、漏水
・トイレの著しい給水量不足、漏水
・電気温水器など機器周辺の漏水
・最終枡(敷地内)の著しい堆積物、内部の隙間
・火器使用質の火災報知器設置(今・階段室など)他

上記以外の床下や屋根裏の詳細調査を行う場合、その価格の相場は10~14万円程度とされていることが多いようです。
※ホームインスペクションは、目視調査(一次診断)を基本としております。
私たち人間の体でいうと、「健康診断」に当たります。
一次診断で何か不具合が発見された場合、さらに詳細の検査を受ける必要があり、この詳細検査は、「二次診断」に分類されます。
ホームインスペクションは、「目視・触診による非破壊調査で、住宅の状態を客観的に診断すること」を目的としております。

ご自宅の不具合を発見したらホームインスペクションで正確な診断を!

中古住宅の流通促進に伴い、徐々に認知度が高まってきたホームインスペクションですが、まだまだ十分に活用されているとは言えない状況です。
それは、「新しい住宅を作っては壊す」という新築偏重の意識が、社会の中でまだまだ内在しているためでしょう。
これからの日本の住環境は、「長持ちする住宅を作り、大切に維持し、引き継ぐ」といった「循環型社会」へと大きく変わっていきます。
それに伴い、ご自宅をお持ちの方、購入・売却を検討されている方、それぞれの立場の方が改めて意識し、住まい方を見つめ直す必要があります。
このような住宅市場の変化とその需要の拡大に伴い、ホームインスペクションを行う業者がここ数年で格段に増えてきております。
ホームインスペクションを専門とする大手調査業者から建築士が個人で行っている業者まで、その形態は様々です。 ホームインスペクションで最も重要なことは、「第三者性の堅持」です。
第三者の立場から客観的に調査を行うことで、住宅の価値を明らかにすることができるためです。
ホームインスペクションをご検討中の方や業者の選定にお悩みの方は、(社)日本住宅工事管理協会までお気軽にお問い合わせ下さいませ。

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